[Project BUNGAKU 太宰治]
2010年9月30日(木)〜10月10日(日)
八幡山ワーサルシアター

 ようやく秋の気配が漂ってまいりましたが、皆様、その後いかがお過ごしでしょうか。

 青☆組Vol.13『忘却曲線』の公演は、大盛況のうちに幕を閉じることができました。皆様の暖かいご支援のお陰と感謝いたしております。

 そして休む間もなく 青☆組は、[Project BUNGAKU 太宰治](9/30〜10/10 八幡山ワーサルシアター)に参加いたします。4人の気鋭の演出家が、それぞれの太宰を創作して同じ舞台で競演します。

 青☆組は、演出の吉田小夏氏の愛読書『燈籠』をひっさげ、満を持しての参戦となります。
 「今回選んだ『燈籠』は、太宰が女性の一人称で書いた名作短編のひとつだ。そこには、凝縮された恋の切実さと滑稽さが詰まっている。うとましくてうとましくてうとましくて、愛しい。男と女の間には、いつもそんな揺らぐ火が灯っている。私なりの達観と執着を武器に、その炎を繊細に描き出してみたい。」と吉田小夏氏は語っております。
 ゲスト陣も豪華。見逃せない舞台です。

 ぜひ万障お繰会わせのうえ、劇場に足をお運びください。よろしくお願い申し上げます。

2010年 9月 かすかな秋風の訪れを感じながら

太宰治生誕101年目の今年、4人の演出家が4つの方法で太宰治を演劇にする。
豪華な[まとめの座談会]もお見逃しなく。

■参加団体
・広田淳一(ひょっとこ乱舞)『HUMAN LOST』
吉田小夏(青☆組)『燈籠』
・松枝佳紀(アロッタファジャイナ)『ヴィヨンの妻』
・谷賢一(DULL-COLORED POP)『人間失格』

■参加作品について
 今回選んだ『燈籠』は、太宰が女性の一人称で書いた名作短編のひとつだ。そこには、凝縮された恋の切実さと滑稽さが詰まっている。うとましくてうとましくてうとましくて、愛しい。男と女の間には、いつもそんな揺らぐ火が灯っている。私なりの達観と執着を武器に、その炎を繊細に描き出してみたい。(吉田小夏)

『燈籠』出演
 木下祐子 / 福寿奈央 / 藤川修二 / 荒井志郎 / 井上みなみ(青年団) / 芝博文 / 田村元 / 木村望子

青☆組Vol.13『忘却曲線』(作・演出 吉田小夏)■日程
 9月30日(木)19:30
 10月1日(金)14:00/19:30
    2日(土)14:00/19:00
    3日(日)14:00/19:00
    4日(月)休演日
    5日(火)19:30
    6日(水)14:00/19:30
    7日(木)19:30
    8日(金)14:00/19:30
    9日(土)14:00/19:00
    10日(日)13:00/18:00
 ※毎公演とも4作品を上演
 公演時間は100分(1つが20分程度の短編です)

★全公演アフタートーク付!
 9月30日(木)19:30…香山リカ
 10月1日(金)14:00…三田佳子
         19:30…猪瀬直樹
    2日(土)14:00…小野才八郎
         19:00…永井愛
    3日(日)14:00…木村綾子
         19:00…荒戸源次郎
    5日(火)19:30…奥秀太郎
         14:00…高野しのぶ
    6日(水)14:00…高野しのぶ
         19:30…原紗央莉
    7日(木)19:30…辛酸なめ子
    8日(金)14:00…蒼井そら
         19:30…杉作J太郎
    9日(土)14:00…松本侑子
         19:00…原きよ
    10日(日)13:00…徳永京子
         18:00…4人の演出家による本音トーク
 ※アフタートークは20分を予定

 開場は開演の30分前 受付開始は開演の45分前 / 全席自由席

■会場
 八幡山ワーサルシアター
 京王線八幡山駅より徒歩30秒 新宿より京王線で約20分
 (東京都杉並区上高井戸1-8-4 Toya ビルB1F 03-5371-0255)

■チケット 前売:3200円 当日:3500円

■お問い合わせ
 ProjectBUNGAKU@gmail.com  090-6521-5230
・→ [Project BUNGAKU 太宰治] チラシを見る!
・→ Project BUNGAKU 『太宰治』のサイトへ

皆様、大変ご無沙汰いたしておりますが、その後いかがお過ごしでしょうか。
 今年も早いもので、あとひと月を残すのみとなりました。この間まで「暑い暑い」と騒いでいたのが嘘のようです。

 お陰様で[Project BUNGAKU 太宰治](9/30〜10/10 八幡山ワーサルシアター)は、絶賛のうちに無事幕を閉じることができました。皆様のご支援の賜物と感謝いたしております。
 「HUMAN LOST」(翻案・演出 広田淳一)、「燈籠」(翻案・演出 吉田小夏)、「ヴィヨンの妻」(翻案・演出 松枝佳紀)、「人間失格」(翻案・演出 谷賢一)、と今が旬の若手演出家による"太宰競演"という企画でしたが、それぞれ甲乙つけがたい力作揃いとなりました。
 ゲストのひとり、作家の松本侑子さんの「私には1作品だけを選ぶというのは無理です。どの作品もすばらしい。」というコメントが、それをよく物語っているように思います。
 演劇サイト、コリッチ・クチコミランキングでは堂々の第1位。青☆組にとりましては、8月の『忘却曲線』に続いての"1位"の獲得になりました。
 作・演出の吉田小夏氏をはじめ、出演者・スタッフ一同の健闘の結果ではありますが、やはり何よりお客様の力強い後押しがあってのことだと存じます。

 皆様、来年もぜひ、お引き立てくださいますよう、よろしくお願い申しあげます。

2010年 11月 銀杏の黄葉が鮮やかな中で
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